メタボ化するオヤジのカラダ
運動習慣がない人の場合、オヤジになるにつれて、
大なり小なり体型がメタボ化してきますよね。
お腹がぽってりしたダルマさん体型。
そこで、野菜中心の食事にしてみたり、
極端な場合だと、最近はやりのファスティングを実行するような人もいるかと思います。
ところが、人間の三大欲求の一つを我慢したにもかかわらず、
思いのほか効果につながりません。
あいかわらずのダルマさん体型です。
それどころか、体が重いというか、やる気が出ないというか、
なんだかメンタル面の不調が新たに発生しているような気さえします。
メタボより怖いこと
じつは、体型のメタボ化という目に見える変化の裏側で、
もっと深刻な、目に見えない変調が、オヤジのカラダに起こっていたのです。
それは、テストステロンという男性ホルモンの減少です。
テストステロンとは何か?
その95%がオスの睾丸で生成されるということもあり(from Wikipedia)、
どうやら、“男らしさ”をつかさどっている成分のようです。
- 骨格や筋肉の増強
- 性欲の保持
- 意欲、モチベーションの向上
- 冒険心・チャレンジ精神の向上
- 記憶力・集中力の醸成
- 判断力・決断力の醸成
- 精神の安定化
なんとまあ、肉食オヤジを構成する成分そのものです!
カラダのダルマ化の原因のひとつもここにあります。
テストステロンの減少 → 筋肉の減少 → 代謝の減少 → 脂肪化 → ダルマ化
ダルマ化だけなら、まあ笑ってやりすごすことも可能かもしれませんが、
その他の精神面の劣化は、肉食オヤジのアイデンティティーそのものの崩壊です。
まさに、メタボ以上に恐ろしいことが、オヤジの体内で起こっていたのです。
解決方法はただひとつ
では、加齢によるテストステロンの減少を防ぐ方策はないのでしょうか?
そんなことはありません。
以下が提唱されている解決策です。
- 運動
- タンパク質を含む食事
2. は文字通りの肉食オヤジなら、まったく問題ないでしょう。
となると、1. につきます。
加齢にたちむかうには、これしかないということです。
なにも、ジムに通ってむきむきのマッチョになる必要はありません。
以下のような、今日からでも始められる営みで十分です。
- スクワット
- 腕立て
- 腹筋
- 階段登り
- ランニング
大切なのは、カラダから汗が出るくらいの営みを、
毎日、必ず実行することです。
運動の習慣化。
これだけで、オスのアイデンティティーを維持できるのです。
コメント