愛用ナイフを毎日酷使していると・・・
サバイバルな人生を追求していると、
いつでも野宿生活にスイッチできるよう、
最低限のキャンピング系グッズを取り揃えることになります。
中でも必須アイテムは、なんといっても「ナイフ」でしょう。
私はそのルックスに一目惚れし、
OPINEL(オピネル)の折りたたみナイフ #10 を愛用しています。
カーボンスチールモデル、ステンレスモデル、それぞれをしばらく使ってみた結果、
今はステンレスモデルに落ち着いています。
このOPINEL、アウトドアシーンで活躍するだけでなく、日常生活でも酷使しています。
段ボールの開封、封書の開封、結束バンドのカット、鉛筆けずり、みたいなシーンから、
料理の食材カット、チーズやパテのカットなど、ウェットなシーンでも使い倒しています。
そんな風に使っていると、やがて訪れるのが“切れ味”の問題です。
そうです、“切れ味”がにぶってくるのです。
研ぎ直してあげないといけないのです。
めんどくさいと言えばめんどくさいですが、
愛用の道具を自分の手でメンテナンスするのは、
愛着がいっそう深まる儀式でもあります。
そんな職人芸が必要なの???
そこで、遅まきながら、ナイフのメンテ方法をGoogle先生に問い合わせてみました。
結果、出てきたのは、
どれもこれも「砥石」を使った職人チックなメンテマニュアルばかりでした。
「シャープナー」という便利そうな道具もあるにはあるのですが、
これを薦める人は誰もいません。
いわく、研ぎ方が強引なので、安物の刃物には向いているが、
長く使う道具にはやはり「砥石」が必須だと。
なにこれ?
いまどき、そんな寿司屋の丁稚奉公みたいな職人芸が必要なの?
だいたい、「砥石」に水をかけながらスリスリするのって、
純ジャパニーズなガラパゴス方式なんじゃないの?
(昔、お祖母ちゃんがやってた・・・)
ナイフ文化の西洋なら、こんなことやってないよね?
もっとこう、子ども用矯正箸みたいな、
素人でもそれなりの水準をクリアできるような研ぎ道具はないんだろうか?
さらに調査してみたところ・・・!
キーワードをごっそり入れ替えて、さらに検索してみたところ、
ようやく出てきました。
LANSKY(ランスキー) デラックスキット ※使用マニュアルはこちら
そうです!
こういうのが大切なんです。
これであれば、研ぐ角度がどうだとか、職人芸な熟達は必要ありません。
誰がやっても、強制的に研ぐ角度が固定されるわけです。
いきなりエベレストに登れと言われても、できるはずがありません。
特殊な技能を磨かなくても、誰でも一定水準をクリアできること。
そんな世界を到来させるために、
こうした人類の知恵=技術を拡散させたいものですね。
Photo by Guy Sie
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